龍谷大学は、2019年に創立380周年を迎えました。1639年に本願寺の教育施設「学寮」として設立されて以来、本学には多くの貴重な学術資料が蓄積されてきました。中でも、本願寺歴代宗主の蔵書コレクション「写字台文庫」や20世紀初頭に本願寺が派遣した学術調査隊である大谷探検隊の将来品などは、世界に誇る貴重な資料であり、その学術的価値の高さは、まさに「至宝」と呼んでも過言ではありません。
本展では、本学が所蔵するさまざまな分野の学術資料を一堂に会し、龍谷大学の歴史と所蔵学術資料の多様性をご覧いただきます。
また、シリーズ展5では、仏教の生まれたインドから日本に至るまでの仏教の2500年の歩みを、大きく「アジアの仏教」と「日本の仏教」に分けて通覧します。
インドで仏教が誕生し、アジア全域に広まる
日本へ仏教が伝来し、日本社会に根付く
2019年7月13日(土)~ 9月11日(水)
休館日:月曜日、7/16、8/13
(ただし7/15、8/12、9/2、9/9は開館)
10:00 ~ 17:00
※最終入館受付は16:30まで
※( )内は前売り、20名以上の団体料金
※シニアは65歳以上。
※中学生以下、障がい者手帳等の交付を受けている方、およびその介護者1名は無料
ローソンチケット(Lコード:55646)で販売
掛軸は、礼拝対象であったり、床の間に飾って鑑賞したりするものです。
しかし、住宅事情やライフスタイルの変化によって、掛軸に触れる(手に取る・掛ける・しまう)ことがない人も増えています。今回、富士ゼロックス京都株式会社のご協力により、掛軸のレプリカを作成しました。自由に手にとって、掛けたりしてみてください。(会場:2階展示室)
※事前申込み必要・聴講無料・先着200名・観覧券必要(観覧後の半券可)
※事前申込み必要・聴講無料・先着100名・観覧券必要(観覧後の半券可)
展示室で作品を鑑賞しながら学芸員が解説します。
※事前申込み不要・聴講無料・当日の観覧券必要
本展に展示する「縮象儀」の保存・修理に関わられた下出蒔絵司所三代目・下出祐太郎氏をお招きし、特別に開催します。
『龍谷大学図書館所蔵「縮象儀(しゅくしょうぎ)」の漆工芸技法について』
※事前申込み不要(先着40名)・聴講無料・当日の観覧券必要
ミュージアムでは、大切な資料を運ぶ際、傷つかないように色々と工夫をしています。当日は美術品梱包のプロの指導を受けて実際に梱包を体験してみましょう。
※事前申込み必要・先着20名・当日の観覧券必要
協力:ヤマトグローバルロジスティクスジャパン(株)
ミュージアムの3階には、ミュージアムシアター(座席47席)を設置しています。
200インチのスクリーンで大迫力の映像をご覧ください。
上映開始時刻 11:00/15:30
2019年3月にBS11で放送された「フランス人がときめいた日本の美術館」第23回仏教と美術に思いを巡らす『龍谷ミュージアム』を上映します。
上映開始時刻 12:30/13:30/14:30
中国・新疆ウイグル自治区にあるベゼクリク石窟寺院。本学が中心となって、この石窟寺院の中の第15号窟に描かれた仏教壁画のデジタル復元にNHKと共同で取り組んだ様子をご紹介します。