インドで誕生した仏教は、北方ルート及び南方ルートを経由して、中国・朝鮮半島を通って日本へ伝来しました。そのルーツとなる釈尊の生涯から、各地域における仏教伝播の様相、日本における仏教の広がりや歴史を、実物展示を基本としつつさまざまな手法を活用して、わかりやすく紹介します。また、年に数回程度、魅力あふれる特別展・企画展を開催し、学内外のさまざまな分野での調査研究成果を公開します。
2階展示室を「アジアの仏教」、3階展示室を「日本の仏教」とし、仏教の誕生と広がりをたどっていきます。
※特別展会期中はシリーズ展は開催していません。
インドで誕生した仏教の教えを紹介する「釈尊の教えとその継承」、仏教がアジア各地へと広がる様子を紹介する「大乗仏教とガンダーラ」などを展示します。
日本に伝来した仏教がどのように広がったか、宗派の違いやその教えなどを紹介します。その中で「仏教伝来」、「国家と仏教」、「浄土真宗」といったテーマで展示します。
380年の歴史を有する龍谷大学が所蔵している貴重な学術資料も展示公開する予定です。
浄土真宗本願寺派第22代門主 大谷光瑞 が1902~14年の間に3回にわたって派遣した、仏教東漸の軌跡を辿った日本で最初の学術探検隊である「大谷探検隊」による将来品や探検隊員が使用していた品々を集めた約9,000点のコレクション。
これらの資料の詳細や龍谷大学が所蔵するその他の学術資料については、「龍谷大学図書館コレクションサイト」をご覧ください。