2023年6月24日(土)~ 8月13日(日)
インドで誕生した仏教がアジア全域に広まり、日本の社会にも根づいていく約2500年の歩みを、大きく「アジアの仏教」と「日本の仏教」に分けて紹介します。
<特集展示>
お釈迦さん(釈尊)は現在世で悟りを開いてブッダとなる以前、輪廻転生を繰り返してさまざまな前世をおくりました。このような釈尊の前世の物語は、「ジャータカ」や「本生話」と呼ばれ、説話として伝えられています。特集展示では、初公開の作品も加え、“お釈迦さんのむかしばなし”を中心にご紹介します。
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ヴィシュヴァンタラジャータカ浮彫(部分)
ガンダーラ
2~3世紀
2023年9月16日(土)~ 11月19日(日)
北東北―みちのく―、閻魔堂や地蔵堂などの小さなお堂や祠、あるいは民家の神棚や仏壇に祀られた、地元の工人や僧が刻んだ仏像や神像。その粗末な素材、稚拙にも感じられる素朴な造形は、威厳や迫力とは無縁の、なんとも飾り気のない豊かな表情と愛嬌に溢れています。しかしその背景には、災害や飢饉、貧窮といった死の恐れに向き合ってきた、みちのくの人々の切なる願いが込められているのです。本展はそうした「仏像」のイメージを変えるような、素朴でいとしい、みちのくの仏たちの造形と、その信仰のあり方を紹介します。
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木造 山神像
江戸時代
兄川山神社(岩手県八幡平市)
2024年1月9日(火)~ 2月12日(月・祝)
インドで誕生した仏教がアジア全域に広まり、日本の社会にも根づいていく約2500年の歩みを、大きく「アジアの仏教」と「日本の仏教」に分けて紹介します。
<特集展示>
仏菩薩を取り囲んで付き従う「眷属」たち。その姿かたちは、仏菩薩ほど厳格な決まりには縛られず、それゆえとてもユニークです。本展では、仏教美術における個性豊かな名脇役たちに焦点をあてます。
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薬師三尊十二神将像(部分)
室町時代(16世紀)
京都・平等寺