2023年9月16日(土)~ 11月19日(日)
江戸時代、全国の寺院では、上方や江戸で造られた金色に輝く立派な仏像が、ご本尊として安置されました。一方、小さなお堂や祠、民家の仏壇や神棚などには、その土地の大工さんやお坊さんたちの手による、素朴でユニークな仏像・神像がまつられ、人々に大切に護られてきました。この展覧会では、青森・岩手・秋田の3県に伝わった約130点の仏像・神像をご紹介します。
みちのくの厳しい風土の中、人々の暮らしにそっと寄り添ってきた、やさしく、いとしい仏たちの、魅力あふれる造形をご覧ください。
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木造 山神像
江戸時代
兄川山神社(岩手県八幡平市)
撮影 須藤 弘敏
2024年1月9日(火)~ 2月12日(月・祝)
インドで誕生した仏教がアジア全域に広まり、日本の社会にも根づいていく約2500年の歩みを、大きく「アジアの仏教」と「日本の仏教」に分けて紹介します。
<特集展示>
仏菩薩を取り囲んで付き従う「眷属」たち。その姿かたちは、仏菩薩ほど厳格な決まりには縛られず、それゆえとてもユニークです。本展では、仏教美術における個性豊かな名脇役たちに焦点をあてます。
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薬師三尊十二神将像(部分)
室町時代(16世紀)
京都・平等寺