過去2回開催した「仏像ひな型の世界」展の第3弾!江戸時代から平成まで15代にわたって系譜を連ねた京都仏師・畑治良右衛門が伝えてきた雛型420件のなかから、第1・2回ではご紹介できなかった雛型を中心に展観します。
雛型は、大きな仏像を制作する前に、構造や木材の必要量を計算し、どのようにすれば効率的に制作できるかを考える縮小模型としての役割のほか、仏師にとっては様々なかたちで役立つものでした。また、ときには失われた彫像の姿を今に伝えてくれる存在でもあります。普段我々の目にふれることの少ない雛型を通して、江戸時代のゆたかな造像活動や仏師たちの息遣いを感じ取っていただけましたら幸いです。
2022年1月 9日(日)~ 2月13日(日)、
2022年2月19日(土)~ 3月21日(月・祝)
休館日:月曜日
(ただし、1月10日、3月21日は開館)
10:00 ~ 17:00
※最終入館受付は16:30まで
※シニアは65歳以上の方
※( )は前売り・20名以上の団体料金
龍谷ミュージアムHPで販売(1月9日(日)~ 1月23日(日)分のみ)
展示室で作品を鑑賞しながら学芸員が解説します。
※ 1回あたりの催行人員は10名以下
※当日、先着順にて受付・聴講無料・当日の観覧券必要
※新型コロナウイルス感染予防対策として、内容を一部変更して開催いたします。
詳細は、「ギャラリートークの開催について 」をご参照ください。
※聴講無料・観覧券必要(観覧後の半券可)
ミュージアムの3階には、ミュージアムシアターを設置しています。
200インチのスクリーンで大迫力の映像をご覧ください。
中国・新疆ウイグル自治区にあるベゼクリク石窟寺院。本学が中心となって、この石窟寺院の中の第15号窟に描かれた仏教壁画のデジタル復元にNHKと共同で取り組んだ様子をご紹介します。
西本願寺・書院の障壁画にスポットをあて、復元模写された障壁画の美しさをご覧いただくとともに、肉眼では識別できなかった、描かれた当時の「虎之間」竹虎図を写真とCGによって紹介します。
※上映スケジュールは、変更となる場合があります。