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展示案内│特別展

日本の素朴絵 -ゆるい、かわいい、たのしい美術-

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近年すっかり市民権を獲得した“ゆるキャラ”という言葉。「ゆるいマスコットキャラクター」の略語で、もともとは地方自治体が作った完成度の低い(=ゆるい)マスコットが評判となり、人気を博したものでした。
絵画史を紐解くと、実はこの「ゆるさを愛でる」志向は最近生まれたものではないことがわかります。日本では昔から、さまざまな形式の作品がゆるやかなタッチでおおらかに描かれ、大切にされてきました。それらは「うまい・へた」の物差しでははかることのできない、なんとも不思議な味わいをもっており、見る人を虜にするのです。

本展では、ゆるくとぼけた味わいのある表現で描かれたこのような絵画を「素朴絵」と表現します。とはいっても西洋絵画の「素朴派」とは異なり、「リアリズムを目指す人為的・技巧主義的な表現を超越した」という意味を含んでいます。
素朴絵はさまざまなものに登場します。絵巻、絵本、掛軸や屏風、ときには鑑賞の品として親しまれ、ときには庶民が手の届かない「うまい」作品の代替として、季節行事に使う道具に用いられ、仏画として信仰対象にもなってきました。また、白隠(はくいん)や仙厓(せんがい)ら禅僧など、高名な人物によって描かれた素朴絵も注目されます。

このような過程をたどると、素朴絵は、知識人や富裕層だけでなく、どの時代でも「庶民」が主体となって描き継がれ、残されてきた芸術といえます。

本展では、これまで本格的に取り上げられることのなかった、さまざまな時代・形式の素朴絵を紹介することで、名人の技巧や由緒ある伝来に唸るだけではない、新しい美術の楽しみ方をご提供します。

展示構成

<特別展 日本の素朴絵
-ゆるい、かわいい、たのしい美術->

第1章:
絵巻と絵本
第2章:
庶民の素朴絵
第3章:
素朴な異界
第4章:
知識人の素朴絵
第5章:
立体に見る素朴

会期

2019年9月21日(土) ~ 11月17日(日)

休館日:月曜日(ただし、9月23日、10月14日、11月4日は開館)、9月24日、10月15日、11月5日

オープニング記念ポスタープレゼント
9月21日(土)・22日(日)・23日(月・祝)は
非売品ポスターを先着でプレゼント!

9月21日(土)・22日(日)・23日(月・祝)
各日先着100名様に本展のポスター(B2サイズ・非売品)をプレゼントします。

開館時間

10:00 ~ 17:00
※最終入館受付は16:30まで

10月の土曜日は20:00まで開館!

10月5日(土)・12日(土)・19日(土)・26日(土)は開館時間を20:00(最終入館19:30)まで延長します。

入館料

   
○一般1,200(1,000)円
○高校・大学生800(600)円
○小・中学生400(300)円

※( )内は前売り、20名以上の団体料金
※小学生未満、障がい者手帳等の交付を受けている方およびその介護者1名は無料

【前売り券取扱い】 8月1日(木)~ 9月20日(金)

ローソンチケット(Lコード:54271)、チケットぴあ(Pコード:769-875)、
セブンチケットほか主要プレイガイド、近鉄電車主要駅、龍谷ミュージアム受付などで販売

主催
龍谷大学 龍谷ミュージアム、毎日新聞社、京都新聞、
NHK京都放送局、NHKプラネット近畿
特別協力
浄土真宗本願寺派、本山 本願寺

監修
矢島 新(跡見学園女子大学教授)

後援
京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、
(公社)京都府観光連盟、(公社)京都市観光協会、KBS京都、エフエム京都
制作協力
NHKプロモーション
協賛
(公財)仏教伝道協会、大和ハウス工業

主な展示作品  ※< >は展示期間 前期:9/21(土)~10/20(日) 後期:10/22(火)~11/17(日)

出品リストはこちら(準備中)

  • つきしま絵巻  室町時代(16世紀) 日本民藝館 <巻き替えあり>
    つきしま絵巻
    室町時代(16世紀)
    日本民藝館
    <巻き替えあり>
  • かみ代物語絵巻 室町時代(16世紀) 西尾市岩瀬文庫 <巻き替えあり>
    かみ代物語絵巻
    室町時代(16世紀)
    西尾市岩瀬文庫
    <巻き替えあり>
  • 大津絵「鬼の三味線弾き」 江戸時代(19世紀) 大津市歴史博物館 <後期>
    大津絵「鬼の三味線弾き」
    江戸時代(19世紀)
    大津市歴史博物館
    <後期>
  • 大坂城堀の奇獣 江戸時代(19世紀) 湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)<10/29~11/17>
    大坂城堀の奇獣
    江戸時代(19世紀)
    湯本豪一記念日本妖怪博物館
    (三次もののけミュージアム)
    <10/29~11/17>
  • 大黒天図/白隠慧鶴筆 江戸時代(18世紀) 個人蔵
    大黒天図/白隠慧鶴筆
    江戸時代(18世紀)
    個人蔵
  • 雲水托鉢図/南天棒筆 大正時代 個人蔵
    雲水托鉢図/南天棒筆
    大正時代
    個人蔵
  • 伏見人形図/伊藤若冲筆 江戸時代(18世紀) 個人蔵
    伏見人形図/伊藤若冲筆
    江戸時代(18世紀)
    個人蔵
  • 竹虎図/尾形光琳筆 江戸時代(18世紀) 京都国立博物館 <10/22~11/10>
    竹虎図/尾形光琳筆
    江戸時代(18世紀)
    京都国立博物館
    <10/22~11/10>
  • 大黒と福禄寿の相撲図/耳鳥斎筆 江戸時代(18世紀) 個人蔵
    大黒と福禄寿の相撲図/耳鳥斎筆
    江戸時代(18世紀)
    個人蔵
  • 埴輪(力士) 古墳時代 高槻市立今城塚古代歴史館
    埴輪(力士)
    古墳時代
    高槻市立今城塚古代歴史館
  • 薬師如来坐像 平安時代(10世紀) 兵庫・満願寺
    薬師如来坐像
    平安時代(10世紀)
    兵庫・満願寺
  • 薬師三尊像/木喰明満作 江戸時代・文化4年(1807) 京都・蔭凉寺
    薬師三尊像/木喰明満作
    江戸時代・文化4年(1807)
    京都・蔭凉寺

関連イベント

◎「記念講演会」、「スペシャルトーク」の参加には観覧券(既にご覧になった方はその半券)が
必要です。

◎「ギャラリートーク」の参加には当日の観覧券が必要です。
※観覧券は当日会場でもご購入いただけます。

◆記念講演会

「日本の素朴絵-ゆるカワ日本美術史-」

○日時:9月29日(日) 13:30~15:00
○会場:龍谷大学大宮学舎東黌101教室
○講師:矢島 新 氏(跡見学園女子大学教授)
※事前申込み必要・聴講無料・先着200名・観覧券必要(観覧後の半券可)

◆スペシャルトーク

講義室で学芸員が展覧会の見どころを解説します。

○日時:10月5日(土)・11月2日(土)13:30~14:15
○会場:龍谷ミュージアム1階 101講義室
※事前申込み不要・聴講無料・観覧券必要(観覧後の半券可)

スペシャルトーク

◆ギャラリートーク

展示室で学芸員が作品の解説をします。

○日時:10月19日(土)・11月9日(土)13:30~14:15
○集合場所:龍谷ミュージアム3階 展示室入口
※事前申込み不要・聴講無料・当日の観覧券必要

ギャラリートーク

<記念講演会 お申込み方法>

◆申込みフォームからのお申込みの場合
以下の申込みフォームからお申込みください。

記念講演会の申込みはこちら

※申込みフォームからお申込みの場合は、送信アドレス宛にお申し込み内容自動返信させていただきます。
(龍谷ミュージアムからのメール(PCメール、×××@ad.ryukoku.ac.jpのドメイン指定など)が受信できる設定にしておいてください)

◆往復はがき・FAX・ミュージアム受付での直接申込みの場合
①お名前(ふりがな)
②参加人数
③郵便番号・ご住所
④ご連絡先(電話番号・FAX番号)
をご明記の上、お申込みください。

<申込先>

〒600-8399 京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)
龍谷ミュージアム宛
FAX番号:075-351-2577
※FAXでお申込みの場合は、送信FAX番号宛に回答を返信させて
いただきます。

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