今から約2500年前にインドで誕生した仏教は、ガンダーラ、西域を経て、中国、朝鮮半島、そして日本へと伝わりました。この過程で、仏教の教えは様々な地域文化と相互に影響しあいながら、柔軟にその地に根付いていきます。すなわち、シルクロードにおける東西文化の交流が仏教の広がりを支えていたのです。
この「仏教の来た道」を、20世紀初頭に日本ではじめて学術的に調査したのが大谷探検隊でした。浄土真宗本願寺派・西本願寺の第22世門主である大谷光瑞師によって組織された「大谷探検隊」は、仏教伝来のルートを調査することを第一の目的として掲げ、アジア各地を調査するとともに、多くの知見と文物を日本にもたらしました。
本特別展では、仏教伝播の道とそこに花開いた東西文化交流の精華を、大谷探検隊が日本にもたらした貴重な資料を中心に据えて多角的に紹介します。
展示品の総数は210件を超え、うち、大谷探検隊関連品は初出品も含め124件におよびます。また、国指定の重要文化財も5件展示するなど見応え充分のこの特別展にご期待ください。
午前10時〜午後5時
※最終入館受付は4時30分まで
○大人 1,000(800)円
○高大生 700(500)円
○小中生 300(200)円
※( )内は前売り並びに20人以上の団体料金
※小学生未満、身体障害者手帳,療育手帳,戦傷病者手帳の交付を受けている方及びその介護者1人は無料
《前売券》
3月1日(木)から4月27日(金)まで、以下のプレイガイド等で販売します
| プレイガイド | ・電子チケットぴあ TEL:0570-02‐9999(Pコード:765-059) ・ローソンチケット TEL:0570-084-005(Lコード:53426) ・セブンチケット セブンコード:015-262 ・e+ http://eplus.jp ・CNプレイガイド TEL:0570-08-9999 ・阪神プレイガイド |
|---|---|
| コンビニエンス ストア |
セブン・イレブン、ファミリーマート、 サークルK・サンクス、ローソン |
| その他 | 龍谷ミュージアム、近鉄駅営業所ほか |
龍谷大学龍谷ミュージアム、読売新聞社
浄土真宗本願寺派
あいおいニッセイ同和損保
仏教はインドで誕生し、徐々に周辺地域へと広がっていきます。その過程で、仏教は様々に変容を遂げますが、「仏像」の誕生はその中でも非常に重要な変化でした。仏像をはじめて制作した地域のひとつであるガンダーラは、周辺地域の文化が多く流入する環境にあったため、仏教そのものも大きな影響を受けることになりました。
第1章では、我々が知る仏教の源流とも言える、このガンダーラの仏教美術を中心に紹介します。
弥勒菩薩坐像(松岡美術館)
ガンダーラ 2〜3世紀
(全期間展示)
石造 仏頭部
(松戸市立博物館)
マトゥラー 5世紀頃
(全期間展示)
ガンダーラで新たな変容を遂げた仏教は、パミール高原を東に超えて中国・新疆に到達します。古くから「西域」と呼ばれたこの場所は、多民族・多言語・多宗教の地域でもあり、様々な信仰が同時に培われて、影響を与えあっていました。
第2章では、極彩色の壁画、ガンダーラの影響が色濃い西域初期の仏像のほか、マニ教やゾロアスター教に関連する作品を展観します。
Image:TNM Image Archives
有翼天使像壁画(東京国立博物館)
ミーラン 3世紀
(展示期間=4月28日〜6月3日)
Image:TNM Image Archives
持盤菩薩像壁画(東京国立博物館)
ベゼクリク石窟 11世紀
(展示期間=4月28日〜6月3日)
西域を経て、仏教は中国へと入り、人々にとってなくてはならない宗教へと発展していきました。幾度にも渡る戦乱や仏教排斥に見舞われながら、仏教はその都度新しく生まれ変わり、新鮮な仏教文化を生み出すことになったのです。
第3章では、中国および朝鮮半島の仏像を数展観し、そこに認められる多様な文化の面影を紹介していきます。
Image:TNM Image Archives
如来三尊像(東京国立博物館)
中国・宝慶寺 8世紀
重要文化財
(展示期間=4月28日〜6月24日)
弥勒仏立像(泉屋博古館)
中国 北魏・太和22年(498)
重要文化財
(展示期間=4月28日〜6月24日)
西域では多様な人々、文化が共存していました。それをもっとも端的に表しているのが文字と言語の豊富さでしょう。
第4章では、西域で使用されていた様々な言語の経典や世俗文書に注目し、当時の多民族社会の実態に迫ります。
ウイグル語天地八陽神呪経(龍谷大学)
ヤールホト 10〜11世紀
(全期間展示)
西本願寺第22世門主・大谷光瑞師は、1902年に自ら探検隊を組織し、仏教伝播の道を明らかにするための調査を開始しました。これが、アジアで最初の学術探検隊となる「大谷探検隊」です。1914年まで3次にわたって派遣された探検隊は、仏教のみならず、アジア文化全般に関する膨大な知見を日本にもたらしました。
第5章では、仏教とも影響しあった西域の葬送文化を探検隊将来品から紹介するとともに、探検隊ゆかりの品々を展示して当時の調査の様子を振り返ります。
(展示期間=6月5日〜7月16日)
組立暗箱式カメラ一式
(吉川家)20世紀
(全期間展示)
※都合により、展示期間が変更されることがありますので、ご了承ください。
特別展「仏教の来た道」のギャラリーツアーを開催します。
詳しくはこちらをご覧ください。 >
5月6日(日) 13:30〜15:00
龍谷大学大宮キャンパス清和館3Fホール
<5/6の講演会の事前申込み受付は終了しました。>
6月10日(日)13:30〜15:00
龍谷大学大宮キャンパス清和館3Fホール
<6/10の講演会の事前申込み受付は終了しました。>
7月1日(日)13:30〜15:00
龍谷大学大宮キャンパス清和館3Fホール
<7/1の講演会の事前申込み受付は終了しました。>
・申込開始日 3月1日(木)
・参加費 無料。ただし、参加には特別展観覧券の半券が必要(無料対象者は不要)。
・申 込 事前申込要。E-mailまたは往復ハガキに、以下の項目をご記入いただき、下記の宛先までお送りください。
@参加希望講演会名(上記(1)〜(3)のいずれか)
※複数の講演会ご希望の方は忘れずご記入ください。
A代表者様の氏名、〒住所、電話番号、メールアドレス、年齢
B参加人数
・定員 各回定員200名(先着順)。
申し込みいただきました方には折り返し参加証をご送付します。
※事前申し込みで定員に達しない場合のみ、当日受付します。
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