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Ryukoku Museum

龍谷ミュージアム

施設案内

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街に開かれたミュージアム

龍谷ミュージアムは、世界文化遺産である西本願寺の正面に位置し、歴史ある街並みと調和のとれた端正な外観が特徴です。
施設は、地下1階、地上3階建てで、約1,000㎡の展示室と約500㎡の収蔵庫を備えており、シリーズ展では、仏教の起源から現代の仏教までを概観できる展示をしています。

ミュージアムの正面となる堀川通の外壁には、約4,000本のセラミックルーバーによる簾を設け、京都らしいデザインとすると同時に、外壁を太陽光から守り、館内温度の上昇を抑える省エネ機能を備えた造りになっています。

街に開かれたミュージアムを表現するため、堀川通側1階は全面ガラス張りで歩道側からの圧迫感を軽減することができ、入館しやすい環境です。
また、敷地内に堀川通と油小路通を東西につなぐ通り抜け路地を設け、路地空間と中庭は心地よい風が通り抜けるオープンスペースとして、来館者や地域の人々の憩いの場として開放します。油小路通側は3層の構成とし、周囲の民家の軒先の高さやスケールに合わせ、街並みに溶け込むようなデザインとしました。

1階入口の門扉やセラミックルーバーによる外壁簾は、西本願寺所蔵の「西本願寺本三十六人家集 素性集」の台紙に描かれた波模様をモチーフとしています。

※西本願寺本三十六人家集 素性集
「西本願寺本三十六人家集」は、三十六歌仙の和歌を集めた平安時代末期の装飾写本である。三十六家集のまとまった写本としては最古のもので、国宝にも指定されている。
<京都市・西本願寺(浄土真宗本願寺派)の所蔵>

門扉

外壁簾

ミュージアム ミュージアム

ユニバーサルデザイン

高齢者の方々が安心して利用できるよう、バリアフリーに十分配慮しています。また、装備の充実だけでなく、使いやすさを追求したデザインとしています。

建築概要

設計 (株)日建設計
施工 (株)浅沼組
敷地面積 1,671.69m²
建築場所 京都市下京区西中筋通正面下る丸屋町117番地
地域地区 防火地域・準防火地域
防火地域 商業地域・近隣商業地域
高度地区 15m第4種高度地区(商業地域)
15m第3種高度地区(近隣商業地域)
その他区域 史遺産型美観地区(本願寺・東寺界わい景観整備地区)
近景デザイン保全地区
遠景デザイン保全地区(清水・慈照寺・大文字山からの市街地)
埋蔵文化財包蔵地区
建築面積 1,345.26m²(建坪率80.48%)
延床面積 4,441.93m²(容積率265.72%)
階数 地上3階地下1階
構造 鉄筋コンクリート造 一部鉄骨コンクリート造及び鉄骨造
地業 直接基礎(ベタ基礎)
高さ 軒高さ12.8m 最高の高さ14.8m
電気設備 高圧6.6KV 一回線受電
非常用ディーゼル発電機
空調設備 熱源 空冷ヒートポンプチラー・パッケージエアコン
空調方式 全空気単式ーダクト方式・パッケージエアコン
衛生設備 受水槽一部+加圧給水ポンプ方式
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