インドで仏教が誕生してから日本に至るまでの仏教の2500年の歩みを、大きく「アジアの仏教」と「日本の仏教」に分けて通覧します。多様な民族の顔に表現されたほとけたちのすがた、さまざまな言語に翻訳され、異なる文字で記された経典、地域を超えて共有されてきた物語などは、何より雄弁に仏教を取り巻く世界の広がりと繋がりとを伝えてくれることでしょう。
また、本展では特集展示として「子どもの“め”にうつる仏教世界」と題して「仏教世界で躍動する子どもの存在」と「現在(いま)を生きる子どもたちと仏教」をテーマにした古今の作品を紹介します。
仏教の永い歴史の中、ほとけたちと人間の住まう世界の在り方や関係性は様々にイメージされ伝え継がれてきました。こうして創りあげられた仏教世界のいくらかを、大人たちは通念や倫理観として共有しています。しかし、子どもたちの曇りを知らない“め”に、それはどのように映るのでしょうか? 本展では、「子どものめ」にクローズアップしながら、「仏教世界で躍動する子どもの存在」と「現在(いま)を生きる子どもたちと仏教」をテーマにした古今の作品を紹介します。
前期:2016年 1月9日(土)~ 1月31日(日)
後期:2016年 3月5日(土)~ 3月27日(日)
休館日…月曜日(祝日の場合は翌日、ただし1月12日は開館)
午前10時~午後5時
※最終入館受付は午後4時30分まで
○一般
○シニア・大学生
○高校生
500(400)円
400(300)円
300(200)円
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下、身体障がい者手帳等の交付を受けている方および
その介護者1名は無料
いずれのイベントも参加には観覧券(すでにご覧になった方はその半券)が必要です。
観覧券は当日会場でもご購入いただけます。
【日 時】 3月13日(日)13時30分~15時30分
【場 所】 龍谷大学大宮学舎清和館3階ホール
【対 象】 かつて子どもだった全ての大人たち
【講 師】 山本 高之 氏(アーティスト)
毛利 義嗣 氏(京都造形芸術大学 芸術教育資格支援センター准教授)
入澤 崇 氏(龍谷大学文学部教授)
≪どんなじごくへいくのかな、東京≫をはじめとする山本高之氏の作品世界について、現代美術と仏教学それぞれの専門家が、様々な視点でトークします。瑞々しくも時に残酷な子どものまなざしに切りこみます。
上記イベントには、事前申し込みが必要です。
往復はがき・FAX・メール・ミュージアム受付での直接申し込み、のいずれかでお申し込みください。
① イベント名
② 氏名(ふりがな)
③ 参加人数
④ 郵便番号・住所
⑤ 電話番号・FAX番号
をご明記の上、お申し込みください。
〒600-8399 京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)
龍谷ミュージアムあて
FAX番号:075-351-2577
E-mail:ryumuse@ad.ryukoku.ac.jp(イベント受付専用アドレス)
※FAXでお申し込みの場合は、送信FAX番号宛に回答を返信させていただきます。
※メールでお申し込みの場合は、送信アドレス宛に回答を返信させていただきます。
(龍谷ミュージアム担当者からのメール(PCメール、×××@ad.ryukoku.ac.jpの
ドメイン指定など)が受信できる設定にしておいてください)
【日 時】 1月9日(土)、1月10日(日)、1月11日(月・祝)、3月6日(日)
10時30分~、11時30分~、14時~、15時~
【場 所】 龍谷ミュージアム101講義室
【講 師】 荒木 史子 氏(ばくの会 )<3月6日のみ>ほか
<同時開催> 子どもたちのための「ぶっきょうえほん図書館」を1日だけ開館します。
京都ミュージアムロードは,市民や観光客の皆様に,京都市内の博物館・美術館をより身近にふれ親しんでいただくために,毎年開催しているイベントです。今年は88の博物館・美術館が参加。龍谷ミュージアムでは、特別企画として以下のとおり「学芸員トーク」をおこないます。
【日 時】 1月16日(土)、1月23日(土)、1月30日(土)、3月5日(土)、
3月12日(土)、3月19日(土) 各回 13:30~14:00
【場 所】 龍谷ミュージアム101講義室
龍谷ミュージアムでは、龍谷大学の学生がミュージアムに対して親しみを感じるとともに、学生の皆さんが持つスキルを発揮し、ミュージアムの事業に積極的に参画してもらうことを目的として、今年度もポスターコンテストを行いました。このコンテストは、「インドにおける仏教の誕生からアジア各地への広がり、そして日本における仏教の浸透などの様相をわかりやすく紹介する」という平常展のコンセプトをポスターとして表現するものです。
最優秀作品は平常展のポスターとチラシのデザインとして使用しています。最優秀作品他、ポスターコンテストの全応募作品を、龍谷ミュージアム地下1階エントランスにてパネル展として展示します。龍谷大学生の「龍谷ミュージアム愛」に触れていただければと存じます。
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