「聖護院」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?そのソフトな音感から、伝統の京野菜や京銘菓を思い起こす方も多いでしょう。ところが寺院としての聖護院、その歴史や文化財をご存知の方は少ないかと思われます。知っていそうで知られていない聖護院、その初めての展覧会を京都文化博物館と同時開催します。
900年の歴史を誇る聖護院は、江戸時代に一時仮皇居となった門跡寺院であると同時に、本山修験宗総本山で勇壮な山伏の寺という一面もあります。伝来の文化財も、修験道にかかわる仏教美術と、仮皇居を彩った豪華絢爛たる金碧障壁画の二本立て。ふたつの異なった京都文化の華を感じ取って頂けるでしょう。
序章 :増誉大僧正とその偉業
第1章:聖護院と関連寺院の仏教美術
第2章:聖護院と本山修験宗の遺宝
第3章:聖護院の近世障壁画と伝世の名宝
第4章:門跡と山伏の歴史
第4章は、同時開催の京都文化博物館2F総合展示室
「聖護院門跡の名宝~門跡と山伏の歴史~」で展示
※料金、開館時間などは、京都文化博物館HPをご確認ください。
2015年3月21日(土・祝)~5月10日(日)
休館日:月曜日および5月7日(木)ただし、4月27日(月)、5月4日(月・祝)は開館
午前10時~午後5時
※最終入館受付は4時30分まで
○一般 1,200(1,000)円
○高校・大学生 800(600)円
○小・中学生 400(300)円
※( )内は前売り、20名以上の団体料金
※身体障がい者手帳等の交付を受けている方
およびその介護者1名は無料
※4月1日から「ミュージアムぐるっとパス関西2015」で、当日券一般1,200円を1,000円(200円割引き)でお求めいただけます。
B1受付にてお申し出ください。
< 前売り券取扱い >
2月1日(日)~3月20日(金)
ローソンチケット(Lコード:51820)、CNプレイガイド、主要なコンビニエンスストア(ファミリーマート、セブンイレブン、サークルKサンクス、ミニストップ)などで販売。2月16日(月)から近鉄電車主要駅でも販売。
< 会期中の入館料相互割引 >
3月21日(土・祝)~5月10日(日)
この特別展と京都文化博物館2階総合展示の観覧券半券で入館料相互割引をします。
それぞれの半券を受付で提示いただくと、入館料を一般200円引き、大学生100円引きとします。
高校生以下は京都文化博物館2階総合展示は無料のため相互割引制度はありません。
龍谷大学 龍谷ミュージアム、京都府、京都文化博物館、読売新聞社
本山修験宗総本山聖護院門跡
浄土真宗本願寺派、本山 本願寺
京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都府観光連盟、
京都市観光協会、読売テレビ、NHK京都放送局、KBS京都、FM京都αステーション
学芸員が展示作品の魅力をお伝えします!
4月5日(日)、4月19日(日)、4月29日(水・祝)
時間 :いずれも午後1時30分~
会場 :龍谷ミュージアム1階101講義室
※本特別展(「聖護院展」)の観覧券(すでにご覧になった方は
その半券)が必要です。
※参加人数によっては立見聴講になる可能性があります。
龍谷大学理工学部曽我研究室(MotionLab)の学生たちが制作
した映像プログラム「バーチャル聖護院」を下記の日程で実施します。
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)というゴーグルを装着して、
聖護院の襖絵を360度3Dでお楽しみいただけます。
他にも、襖のはめかえアプリも体験できます。パスル感覚で襖を
並べ替えて、自分だけの3D空間を作ってみましょう!
5月1日(金)、2日(土)、3日(日)
時間:いずれも午前10時-午後5時
会場:龍谷ミュージアム2階展示室前
▼参加者に簡単なアンケートを実施。
回答してくれた方には襖絵CG絵はがきをプレゼント!
3月10日(火)
「聖護院の山伏修行と作法について」
中村覚祐師(聖護院門跡執事長)
時間:午後7時~8時30分
会場:龍谷大学 大阪梅田キャンパス
1)4月4日(土)「聖護院修験の華とみやび」
宮城泰年師(聖護院門跡門主)
2)4月11(土)「狩野派障壁画の宝庫―聖護院障壁画群の魅力」
並木誠士氏(京都工芸繊維大学教授)
3)4月18日(土)「古文書にみる聖護院」
長村祥知氏(京都文化博物館学芸員)
4)4月25日(土)「聖護院と三人の祖」
佐藤浄雲師(聖護院門跡教務主事)
時間:いずれも午後1時30分~3時
会場:龍谷大学大宮学舎清和館3階ホール
《関連イベントのお申込方法》
事前申し込みが必要です。
往復はがき・FAX・メール・ミュージアム受付での直接申し込み、
のいずれかでお申し込みください。
①希望する日とイベント名
②お名前(ふりがな)
③郵便番号、ご住所
④電話番号
をご明記の上、お申し込みください。
※記念講演会は本特別展(「聖護院展」)の観覧券(すでにご覧になった方はその半券)が必要です。
観覧券は当日講演会場でもご購入いただけます。
申込先
〒600-8399 京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)
龍谷ミュージアム「聖護院門跡の名宝展」関連イベント係
FAX番号:075-351-2577 E-mail:muse@ad.ryukoku.ac.jp
※FAXでお申し込みの場合は、送信FAX番号宛に回答を返信させていただきます。
※メールでお申し込みの場合は、送信アドレス宛に回答を返信させていただきます。
(龍谷ミュージアムからのメール(PCメール)が受信できる設定にしておいてください)
修験道が育んだ仏教美術と華麗な障壁画から、前期・後期あわせ33点選りすぐって解説。作品の見どころをとおして、増誉大僧正にはじまる聖護院門跡のご由緒のほか、皇室や狩野派とのかかわりなどをわかりやすくご案内します。
聖護院門跡の宮城泰年ご門主のスペシャルメッセージ入り。ナビゲーターは龍谷大学出身のフリーアナウンサー山本浩之氏。音声ガイドを利用して展覧会がより楽しめます。
*龍谷大学学生は、音声ガイド貸出コーナーで学生証をご提示ください。
特別展を記念して、地下1Fエントランスに特設物品販売会場を設置します。
特別展図録、特別展オリジナルグッズ(ポストカード、トートバッグなど)のほか、
展覧会に関連した聖護院や修験道関係書籍を販売します。
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